キャリアコーチングって怪しいサービスじゃないの?
ネットで検索すると、「怪しい」「高い」「必要ない」というようなキーワードが出てきます。
キャリアコーチングに興味はあるけど、不安というあなたに読んでいただきたい記事です。
日本では比較的新しいサービスであり認知度が低いことと、高額な費用やサービスの成果が抽象的なこと、さらにコーチの実績がわかりにくいことから、怪しさを感じる人が少なくありません。
しかし一方で、利用者からはポジティブな声として「キャリアに大きな変化があった」「人生の方向性が定まった」といった肯定的な声も聞こえます。
実際に無料体験を受けた感想としては、キャリアコーチングは怪しいサービスではありません。
上手に活用すれば、今後の人生にとって有益な考え方や習慣を手に入れることができます。
この記事を読むことで、キャリアコーチングに対する疑問を解消し、利用すべきかどうか判断できるようになります。
キャリアコーチングは怪しいサービスなのか?
実際に複数の無料体験を受けた感想としては、キャリアコーチングは怪しいサービスではありません。
では、なぜキャリアコーチングは「怪しい」と言われているのでしょうか?
キャリアコーチングが「怪しい」と言われる理由
ネットでいろいろな記事やコメントなどを調べたところ、概ね下記の要素に集約されます。
一方で、実際の口コミや体験談を見ると「キャリアの転機となった」「考えが整理された」というポジティブな意見も多いです。
高いお金を払ったのに、もし効果を実感できなかったら最悪なんだけど・・・
最悪ですよね。そうならないためにこの記事を読んで理解を深めていきましょう。
キャリアコーチングの費用は高い?
料金が高いことも怪しいと言われる理由の一つです。
相場を調べてみました。
費用はサービスやプランによって幅がありました。
わかりやすくトータルの費用を記載しましたが、分割での支払いも可能です。
なぜ費用が高いのか?
キャリアコーチングが高い理由は下記の要因とされています。
時間と労力がかかるマンツーマンのサービス
キャリアコーチングは、クライアントとのマンツーマンセッションが中心です。
セッションの準備、資料作成、フィードバックなど、コーチは膨大な時間と労力を費やします。
高度な専門性と経験を有するコーチの人件費
質の高いキャリアコーチを採用・育成するには、専門的な知識の習得や多くのコーチング経験が必要です。
短期間で大量に育成することは困難なことから、コーチの人件費が高くなります。
市場の需要と供給のバランス
社会の多様化や働き方の変化に伴い、キャリアに関する悩みを抱える人が増え、キャリアコーチングの需要が高まっています。
一方で、質の高いコーチの数やサービスは限られているため、需要に対して供給が追いついていないため価格が高くなってしまいます。
自己投資として、費用対効果が見合うと思えるかどうか?
高額な自己投資になりますが、費用に見合う効果が得られるかが鍵となります。
スクールなどに通って専門資格やスキルを取得する場合にも同じように高額の費用がかかる場合もあります。
しかし、キャリアコーチングの場合には、受講後に履歴書などに資格やスキルとして明記できるものではありません。
そのため、具体的な成果を感じにくいという点も怪しいのではという懸念に繋がっています。
様々な懸念がある一方で、キャリアコーチングの需要が高まっているのも事実です。
なぜなら、日本のサラリーマンは一つの会社でキャリアアップしていくというのが一般的でした。
しかし、終身雇用が崩壊してきており、ひとりひとりがキャリアを自分で考える必要性が高まっています。
そのため、キャリア形成や目標達成を助けてくれるキャリアコーチングは、より良いライフキャリアを手に入れるための自己投資として費用対効果が見合うと考える人が増えています。
なぜ見合うと考えるのでしょうか?
その理由は、キャリアパスやキャリアプランを自分で描くための考え方や習慣が手に入るからです。
将来のキャリアを考えることは、今後どのタイミングでも継続的に発生します。
そのため、自分で考えて行動するための武器を手に入れることは、これからの人生でとてつもない価値を持っているため、費用対効果が見合うといえます。
そもそもキャリアコーチングとは?
キャリアコーチングは、個人のキャリア形成・目標達成をサポートするサービスです。
多くのサービスがありますが、大まかなプロセスは共通しています。
これら4つのプロセスにコーチが伴走し、あなたと一緒に考えてくれるサービスです。
各プロセスを支援するための診断・分析サービスやワークシートなどもサービスによっては提供しています。
注意したい点は、答えや正解をコーチが知っていて教えてくれるわけではなく、考えて行動する主役は『あなた自身』であるという点です。
どんなサービスなのかはわかってきたけど、結局自分で考えるなら一人でもできそうなことにお金を払わなくてもいいのでは?
もちろん自分一人で考えることも可能なので、全ての人にキャリアコーチングが必要というわけではありません。
ただ、自分一人で考えると思考の癖や視点などが偏っていることもあります。
キャリアコーチングを利用することで、支援ツールや適切なフレームワークの活用、専門家から第三者目線での的確な問いかけやアドバイスを得ることができます。
キャリアコーチングがいらない人もいる?
キャリアコーチングを必要としない人もいます。
キャリアコーチングが不要とされる場合は、次のようなケースが多いです。
逆に言えばキャリアコーチングは、キャリアプランや目標が定まらない人や迷いがある人には利用する価値があると言えます。
【体験談】キャリアコーチングを実際に体験してみた感想
怪しいサービスなのかどうか、実際に複数のキャリアコーチングで無料体験してみました。
キャリアコーチングの無料体験を受けた理由
私がキャリアコーチングを受けようと思った理由はこちらです。
体験してみた感想
大体30分〜60分くらいのセッションですが、有意義な体験ができました。
良かった点
- 自分の思考の癖に気づける。
- 自分が気づいていない、知らない観点からの問いかけで考えを深掘りできる。
- 自分が考えて出した答えにより納得感を持てる。
- コーチやサービスによって違った気づきが得られる。
いまいちだった点
- コーチが自分にあっているかどうかの見極めが難しい。
- 取り繕った回答をすると時間を無駄にする。
コーチングサービスの主体はあくまで自分です。
上手に活用しないと得られるものが少なくなるので注意が必要だと、無料体験だけでも実感しました。
無料体験の具体的な流れ
各サービスによって少しずつ異なる部分もありますが、概ね下記の流れで進みます。
- STEP1無料体験の申込
各社ホームページの無料体験申込ページから必要事項を記載して申し込む。
- STEP2メールやLINEで返信
申込が完了したかどうかの連絡がきます。
- STEP3日程調整
STEP1の申込時に記入する場合も。
- STEP4事前準備
- 診断テストや自身の状況やキャリアコーチングを受けたい理由などを入力。
- コーチングについての説明や、サービスの紹介資料や動画の視聴
- STEP5無料体験セッション
- ZoomやGoogle Meetを使用
- コーチの自己紹介
- コーチからの質問に答えながらコーチングのセッションを体験
- 質問の回答
- サービスプランの紹介
- 今後についての確認
- STEP6アンケート回答
ない場合もある
事前に記入する内容次第で、当日のセッションやサービス提案の質が向上したので、しっかり入力しておくことをおすすめします。
おすすめのキャリアコーチングを探したいというあなたは下記の比較記事を参考にしてください。
メリット・デメリット
キャリアコーチングを選択・利用する際のポイントと注意点
サービスを提供しているコーチも実はコーチングサービスを受けているので、上手な選択・利用方法について無料体験で聞いてみました。
キャリアコーチングを選択する際のポイントを紹介します。
- サービス利用の目的を整理
- トレーナーの質や実績を確認
- 無料体験でトレーナーとの相性を確認
利用する際のポイントです。
- セッションの前に自分の考えを整理
- 素直に本音で対話する
- サポート日数の中でやり取りを増やす
キャリアコーチングを選択・利用する際には、以下の点に注意しましょう。
自分に合ったサービスを確認する方法
キャリアコーチングのサービスは大きく分けると、2つあります。
- キャリアプランの作成
- 転職の支援
なので、目的ごとに利用すべきサービスのプランが異なります。
別の軸として、副業や起業・独立を目指している方をサポートできるサービスも存在します。
また、転職や起業・独立を目的とする以外のパターンもあります。
深く自分のことを理解したり、人生としての理想の姿などを考えたいというパターンです。
サービスごとに強みが異なるので、目的を整理してマッチするサービスを選ぶことが重要となります。
キャリアコーチとの相性や質を見極めるポイント
相性の良いコーチ、質の高いコーチを見極めるポイントを体験の中で聞いてみました。
- 話しやすいかどうか?
- 本音で話せるかどうか?
複数の人に聞いてみましたが、最後は感覚的に合うかどうかで判断するのが良いそうです。
- 資格の有無
- ICF国際コーチング認定資格など
- キャリアコンサルタントの資格
- コーチングの人数と時間
- 25人以上+累計500時間(ICFのPCC認定要件)
- コーチ自身のキャリア
- ビジネスの経験、業界や職種
- マネジメント経験の有無
- 独立・起業経験の有無
資格がある人は時間とお金をかけて学んでいるので、信頼できます。
体験上、自身のキャリアとの関連性や相性の方が重要と感じました。
体験メモ:コーチングの資格についての裏話。
コーチング資格は色々とあるそうですが実績があるのは、ICF国際コーチング認定資格だそうです。
資格にはランクがあり、ACC(アソシエイト認定コーチ)、PCC(プロフェッショナル認定コーチ)、MCC(マスター認定コーチ)の3つがあります。
それぞれに認定要件が存在し、認定要件を満たした上で、認定資格試験に合格する必要があります。
- ACC(アソシエイト認定コーチ)
- 60時間以上のコーチング教育を受講
- 8人以上のクライアントへセッションを提供
- 100時間以上のコーチング経験(うち、75時間は有償で行うこと)
- 10時間のメンターコーチング受講
- PCC(プロフェッショナル認定コーチ)
- 125時間以上のコーチング教育を受講
- 25人以上のクライアントへセッションを提供
- 500時間以上のコーチング経験(うち、450時間は有償で行うこと)
- 10時間のメンターコーチング受講
- MCC(マスター認定コーチ)
- 200時間以上のコーチング教育を受講
- 35人以上のクライアントへセッションを提供
- 2,500時間以上のコーチング経験(うち、2,250時間は有償で行うこと)
- 10時間のメンターコーチング受講
コーチの質を測る一つの指標ではありますが、時間とお金をかければある程度取得することができるそうなので、資格を持っている=良いコーチというわけでもないそうです。
キャリアコーチングはこんな人におすすめ!
下記のような悩みを持つあなたは、キャリアコーチングのサービスを検討してみることをおすすめします。
- ポジウィルキャリア:キャリアのパーソナルトレーニング
- キャリート:キャリアの専門家が寄り添い、伴走するキャリアコーチング
- RYOMEI:35歳から逆転するキャリアコーチング
- ZaPASS:キャリア特化型コーチング「ZaPASSコーチングキャリア」
よくある質問
- Q無料体験だけで十分ですか?
- A
無料体験は、コーチとの相性を確認するためのものと考えると良いです。基本的には自己理解から目標設定まである程度の期間や回数が必要です。ただ、無料体験のみで満足すればそれはそれでOKです。
- Qキャリアコーチングの効果はどのくらいで実感できますか?
- A
効果は個人差がありますが、自己分析や目標設定が明確になることで、数回のセッション後に変化を感じる人が多いです。具体的な行動計画を立てることで、短期間での成果が期待できます。
- Qどのくらいの期間、キャリアコーチングを受けるべきですか?
- A
一般的には数回から数ヶ月のプログラムが多いですが、個人のニーズや目標によって異なります。短期的な目標に対しては数回のセッションで十分な場合もあります。
- Qキャリアコーチングと転職エージェントの違いはなんですか?
- A
主な違いは、キャリアコーチングが自己理解やキャリア形成を重視するのに対し、転職エージェントは具体的な求人紹介と転職活動の支援を行う点です。コーチングは長期的なキャリア設計をサポートしますが、エージェントは短期的な転職活動に焦点を当てています。
- Qキャリアコーチとキャリアコンサルタントの違いは何ですか?
- A
キャリアコーチは主に自己発見や目標達成をサポートするのに対し、キャリアコンサルタントは職業選択や市場情報に基づいた具体的なアドバイスを提供します。
まとめ
この記事では、
- なぜキャリアコーチングは怪しいと言われるのか?
- そもそもキャリアコーチングとは何か?
- 実際に体験してみてどうだったのか?
ということを中心に紹介しました。
適切なキャリアコーチングサービスを選べば、キャリアに大きな変化をもたらす可能性があります。
まずは無料体験を利用し、自分に合ったサービスを見つけてみてはいかがでしょうか?
- ポジウィルキャリア:キャリアのパーソナルトレーニング
- キャリート:キャリアの専門家が寄り添い、伴走するキャリアコーチング
- RYOMEI:35歳から逆転するキャリアコーチング
- ZaPASS:キャリア特化型コーチング「ZaPASSコーチングキャリア」
今回の記事はいかがでしたでしょうか?少しでもみなさんの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
参考になった、面白いと思った方はぜひコメントやシェアいただけると励みになります。
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